娘から
『お母さん生まれてきてくれてありがとう』と声をかけられた
後部座席で娘が発言した
「ん？なに？どうした？」
『お母さんがいなかったら私もいないでしょ？だから
お母さん生まれてきてくれてありがとう　
私を産んでくれてありがとう』

一年生の発言なんだけどね
真っ直ぐな発言に驚きが隠せない
絶句と言うのをはじめて経験したかもしれない
「‥」
驚きのあまり言葉が紡げないそんなことがあるんだなぁと
ぼんやり考えていた

返答のない親に娘が質問してきた
『お母さん私が生まれてきて良かった？』

娘の質問にも発言にも吃驚だが
いつまでも絶句してる場合じゃない

「そうだなぁ
大変だったけど
色々あって大変だったけど貴女が生まれてきてくれて
良かったと思ってるよ

生まれてきてくれてありがとう　貴女が生まれてきて良かったと思えている事が母としてはとっても嬉しい
教えてくれて　ありがとう」

なんかのフラグで明日にでもあの世に行ってしまうのではなかろうか　私の余命はいくばくもないフラグでは？
安全運転で帰らなければ
事故死でもするビジョンで見えてんのか？
もしかしてこれもお試し発言か？
色々とつい邪推してしまったが　
目頭がじんわりした　子育て中の思い出が走馬灯の様に駆け巡り

これはヤバイ安全運転に気をつけないと
フラグを回収してしまうと
いつもより安全運転で帰路に着いた

彼女になんかスイッチが入っんだろうと思うことにして
軽く受け止めておくことにした
何かに残しておかないとブログ　ブログ

この感情維持はそこまで長続きしないので
しおらしくお淑やかなんかは特に切り替えが早い

帰ってきてからの宿題やだやりたくない等の大癇癪
からの

今日は調子が悪くて癇癪を起こしました御免なさいと
涙の反省会

(今日は？いつもやん？‥反省会するぐらいならあんなに大きく騒がなければ良いのに‥)

チャンネル切り替えて見ているテレビのようだと
思いながらも

娘の発言に偽りがない事を願う
彼女が生まれてきたことをポジティブに考えてくれている事が何より嬉しい

生きにくいのにどうして産んだのとか
責められるのではないだろうか
なぜ私は発達障害なのかと絶望したりするのでは？
もしかしたら自死を選択してしまうのではないかと
不安を抱えて子育てしていただけに

娘の発言がとっても嬉しかった
私は自分が生まれて良かった
なんて考えたこともなかったが
娘を産んで本当に良かったと思える
娘の存在に発言に自分が救われるのを感じる

『お母さんがお母さんで良かった』
『お母さん大好き』

そんな嬉しい言葉を言ってくれる娘は
この世に一人しかいないからなぁ
発言の思惑とか邪推せずに素直に
喜びたいけどなかなか難しいのよね

共依存には気をつけないといけないとと
肝に命じとかないとなぁ(苦笑)