oisanのブログ

高機能自閉症 発達障害子育てを中心に 色々思ってる事

幼少期の記憶と娘の成長


自分の子育て基準は自分の経験である


私は幼少頃の記憶を多く持っている
姉妹や友人と話しても
幼い頃の記憶なんかあまり無いと聞く
自分は発語始めた頃の記憶その時かけられた言葉や
離乳食の時の親の顔とか
そのとき食べた味だとか
いろいろと記憶している


子供だからわからないは大間違い
かけられた言葉を何回も何回も反芻して
変わることのない記憶に苛まれることもある


そんな訳でうちの娘には同じ思いをさせないように
なるべく気をつけている(つもり)


今更ながら母親に当時こんなことを考えてた
思ってたと言ったら気味悪がられたけども
娘ももしかしたら同じ傾向があるのかも
知れないと言ったら


かける言葉にはだいぶ気を遣ってくれている
娘本人の前での否定的発言は避けたりしてくれているので
助かっている


お前は発語が遅かったと母にこぼされたが
全てが子供のせいではないと反論した
まぁ親は忘れていたが


当時何歳だろう2歳3歳ごろだろうと思う
発語練習中「あ゛‥‥」(独特な声の出し方)
幼少期私としては楽しく一人遊びの中


喉が震えてるなど色々試して楽しんでいた
声色がいつもと違くて面白い大発見だ
ゼンマイじかけのおもちゃと同じ音がする
てんとう虫のゼンマイじかけの玩具の音真似をしていた
ジーーーという音とあ゛ーーーーと言う音合唱して遊んでいた


母から『それ気持ち悪からやめて』とボソッと呟かれた
吃驚して振り返った時の拒絶されてる背中本を読む手を止めて冷たい眼差しで見下ろされてる


母は覚えてないそうだが子供の頃の私は母の言うそれが
声を出すなとそう言う意味だと理解した為



発言練習をしなくなった
声を出すのをなるべく辞めた



今更せめるつもりは無いがその経験があったからこそ
娘の勘違いにも気付けるのである


『それ気持ち悪いからやめて』じゃなくて
『今本読んでるから静かにして』にしてくれたら少しは違ったかも知れない


娘が同じ発語練習中の声かけも
「それ喉が震えて面白いよね」と
一緒に「あ゛‥」と発語して遊んだりした


お陰様で言葉に遅れはなさそうだ
当時の自分が色々重なって辛い時もあるんだが
娘に辛かった同じ様な言葉をかけないように育てている


発語が悪い遅い
子供がなぜうまく喋れないのか
練習が足らないからこれに尽きる



発語練習は舌の使い方や唇の動かし方 
赤ちゃん幼少期の発語練習を親は邪魔したらいけない
気持ち悪いなら聞かなければよろしい
本なんか後で読めばいい
宇宙語楽しくていいじゃない発声練習なんだよ
どう動かせばどういう音が出るのか
調整中だと思ったらいい



赤ちゃん言葉が抜けなくても質問の意味がわかるなら
受け答えしてあげよう


意味がわからないだろうとか
大人になったら覚えてないだろうからと
酷い言葉掛けは辞めてあげてください


(喋れなくても意味がわかる子はいます
稀に色々記憶が残ってる子供も居ます)



子供と話しましょう
発音が悪くても指摘はしないほうがいいですよ
子供の質問に答えてあげたほうが
どれだけ発語の練習になるか



子供は対話しても
つまらないと
判断すれば喋らなくなってきます
怒られればやらなくなります


こんな事はしてはダメです
毎回発音の指摘
ちゃんと話せるまで質問に答えない
発語を強制させる(親が焦っても仕方ないし八つ当たりしてはダメです)


比べられるのも嫌でした
〇〇ちゃんは喋られたのに
(〇〇ちゃんと話してきたら良いんじゃない)


発語が遅れ
会話すると笑われる
ちゃんと発音しているつもりなのに笑われ
馬鹿にされる又は怒られる
もう喋りたくない
こんなことで心の中が一杯になり
なんで生きてんだろうとまで考えてしまうものです


(子供は一日生き抜いただけで偉いと私は思ってます 現在私はちゃんと喋る事が出来ています)



ごく一例なので発語が遅れてる人が同じ経験をしているかどうかはわからないけど


幼少期記憶が残る人は残るので一人の人として扱ってください
なにが原因になるかはわかりません


なぜ色々記憶が残ってるのかも謎ですが
もしかしたら自分も何か特性があるのかも知れません


今子育てに役に立っています
子育てしていて
娘の成長と自分の幼少期の成長を重ねて見てる時
忘れていた当時の記憶が見事に蘇って来たりして
懐かしかったり辛かったりなんとも複雑な気持ちです

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