出産後の手続きは旦那に託して

しばらく入院なんだが
赤ちゃんが排泄した羊水を飲んでしまったとの事で
赤ちゃんも入院　

合い部屋なんだが

今空いている部屋があるので

ゆっくり休んでくださいとの事で
後で経産婦さんが一緒の部屋になりますよとの報告
経験者からいろいろ聞けるかなと楽しみにしていた

いまのところ個室状態の部屋で
今後のことをいろいろ聞いたりした

おっぱいマッサージとか
母乳を絞って冷蔵庫に保管してくださいとか
テレビカードは冷蔵庫と連動で結局必要なのかと
テレビカード買ってもらってきたり

しばらくの間は看護婦さんに連れられてのおトイレ
いちいち呼ばないといけないのか

いま個室だし部屋内をウロウロしてたら
叱られた

安静なのね
知らなかった

夜　経産婦さんとやらがやってきたみたいなのだが
ずーと泣いてるんだけど　夜だし声かけづらいよなぁ
しばらくして看護婦さんや人が出たり入ったりしたと思ったら
経産婦さんがどこかに移動になった
泣いていた理由も聞けず

改めてまた個室となった　
朝　お話しできるかと思ってたけど無理だったなぁ
ナースコールしてトイレへ
「もう自分で歩けますもんね」
(ん？そういうもんなの？)ま歩けるけどねぇ

さてトイレの許可が得られて　気分転換にトイレに立った
トイレから帰ってくるとやたら大きな音で音楽が流れてる
なに？と思って部屋に戻ると

なぜか部屋のテレビが自分のところのが
大音量で流れてるは？童謡だった
なに？
いろいろ動揺しつつテレビを消した

え？
トイレ行ってる間に何これ状態

気が動転してたのか
不思議な事もあるものだで済ませてしまったが
案外後から考えると怖い状況だよね

いまだったら
看護婦さんにお願いして一緒に
確認してもらう事案だったと思う

部屋はその後　合い部屋なはずなのに
個室状態で最後まで使わせてもらった
誰も来ないそれはそれで寂しい

出産後の会話は
看護婦さんとがほとんどだった

入院中は
哺乳瓶を配達する
配達員状態で娘の元へ通う日々

娘に搾りたて届ける毎日

ケース入りの娘は
デカくて箱を
蹴飛ばしていまして
ケースが壊れないか不安

娘はきっと大丈夫そう
座ってないはずの首を持ち上げて
首の向きを変えてる娘を見て力強さを感じました

促進剤使いますとの事
最初からあるなら使ってくれて良かったのに

弱くなった陣痛が復活いや
復活どころ陣痛てんこ盛りで

呼吸を整えるのも厳しく
それでも出ないと

吸引の準備をする頭になんか吸盤みたいので
引っ張るらしい

腹を押すとかで
がたいのいい看護婦さんが上に乗って腹を押すらしい

しばらく頑張ったが『キュポン』と変な音がして
外れてしまう吸盤

そのはずみか何か確かに何か引っかかりが外れた感じがあった
それを看護婦さんもわかった様で

『なんか突っかかりが外れた感じがします
あとはお母さんの頑張り次第と』

いきんでいきんでいきんで

やっとこ誕生したのが
我が娘でした

いろいろ想像してみると御神輿になった気分
掛け声え『イキンデ』を『ソイヤ』に変えると
なんか笑えてきたりした

40時間9分

午前5時頃　2月19日
3402gの赤ちゃん誕生

みんなで頑張ったお産でしたね
とやたら看護婦さんが喜んでくれて
カンガルーケアーで抱かせてもらえた

もうここで寝ていいよと
処置された後
分娩室で爆睡
お腹がかき回されてる感じが
暫く続くけど寝られた
あの時の不思議な感覚は忘れない

分娩室で着々と準備
看護婦さんの紹介を簡単に聞いて
宜しくお願いします

旦那さんは？あの寝てるのでそろそろ起こしていただけると
寝ぼけてる旦那に看護婦さんが飲み物？など
指示を出してくれたので

それなりに用意できたみたいで良かった
有難う看護婦さん

子宮口全開　呼吸を整えて
いきんで

ヒーヒーハーハーフーフー
心拍音の聞こえる部屋で

いきんでもいきんでも
引っかかって出てこないそんな感覚

看護婦さんは途中交代になるし
陣痛が弱くなったと思ったら

赤ちゃんが寝ちゃったねと言われたり
出産中に赤ちゃんが寝るの？
少しお母さんも休んで

汗を旦那が拭いてくれるんだが
触るか触らないかわからないぐらいに
ソロソロとなぜられて

イライラ
どうせふくなら
ガッツリ拭くか濡れタオルで拭いて欲しい

『濡れタオルで拭いて』

お願いしてもかわらず
ソロソロと顔を拭かれて

毟り取って自分で顔を拭いた
『濡れタオルがいい』と言って返したら

看護婦さんが用意してくれた
旦那は飲み物係になった

陣痛がおさまったときに水を差し出す係
分娩室へ入って何時間経っただろうか